ノンタイトル

ノンタイトル2、 4話の感想。はるたむとぬりぼうの衝突

前回の予告で、はるたむが泣いていた理由が明らかになりました。「あまり大した理由ではないだろう」と予想していましたが、本当に大したことじゃなかったですね。



と、私は思うんですが、はるたむにとっては泣くほどに重要なんでしょうね。さて今回はこの、「はるたむとぬりぼうの衝突」について、可能な限り深く掘り下げて書いていきます。

はるたむ と ぬりぼう 価値観が違いすぎる件

名前:はるたむ
年齢:29歳
誕生日:1994年1月2日
職業:DJaneJapan代表
黒肌雑誌LOALOモデル、美バリエステサロンオーナー
Twitter:
はるたむ

名前:ぬりぼう
年齢:31歳
誕生日:1991年12月24日

職業:YouTuber、TikToker、MAプロモーション所属タレント
YouTube:ぬりぼう&さわきん
Twitter:
ぬり暴

サッカー選手に限定したって、現役中からクラブのオーナーになってみたり、ビジネス展開を模索する本田圭佑のようなキャラもおれば、己の肉体を磨き、サッカー選手として力を発揮するに全振りする長友佑都のようなキャラがいます。


日本代表OBの中には、プレー以外のことを現役中に考えるなど「余計なこと」と苦言を呈する人もおれば、選手としての寿命は限られている故、その先の人生を考え、現役中から他を視野に見据えて動くことはむしろ良いと捉える方もおる。


サッカーの畑で考えたって、「価値観」は統一できません。と考えると、片や、ビジネスオーナー、片や、エンタメ系タレント...価値観を共有できるほうがむしろ不自然です。

はるたむ の価値観

投資してもらう己の立ち位置をわきまえている。投資してもらう相手の商品を悪く言うなど、言語道断。むしろ、より良い印象を持ってもらおうと努めてきた自負がある。朝倉未来、ヒカルの関連商品を調べたり、実際に使うなど、相手を理解しようとする姿勢があった。


上記の行動に一切の悪い部分は感じられないですが、おそらく、はるたむが、朝倉未来やヒカルの立場、誰かを引っ張り上げる立場になったらきっと、はるたむのような行動を取れない人間を認められないのだろうなと感じます。それは少し勿体ないですよね。


なぜなら、他人に大して空気の読める良い子は往々にして平均点化することがあるからです。クリエイティブな力を発揮したり、他人と全く異なる価値を提供できる人間に限って、部分的に尖ることがあります。

見守る側の反応やその他気になった点

朝倉未来「そんな気に入られたいと思わなくてもいいのに」

ヒカル「批判に入るのかのレベル」

朝倉未来いわく、人間的に嫌いだとしても「優秀」だと判断できれば、そっちに投資する、らしい。おそらく本心なんだろうと思いますけど、嫌いな人間と「わざわざ」関わることはだるくないですかw 極論ってやつでしょうか。

坂下千里子、入江は、余計なことをわざわざ言わなくてもいいのに側でした。


話の文脈がよくわからない

直前まで「サブスク」の話をしていました。そこから、ぬりぼうの、ドライヤーは高額であり自分は買おうとは思わない発言に繋がります。よくわかりません。なぜサブスクの話から、商品一個の話に繋がったのか。


ぬりぼうも馬鹿じゃないですから、40000円近い商品は、自分の金銭感覚的に手が出ない事実を伝えたいと感じた意味があったはずです。それをよくわからない編集にされちゃうとフェアじゃない印象を受けました。

メンター青木の強い返し

ぬりぼうの、ドライヤー高い、買わない意見に対して、即座にメンター青木は返しをしました。それは短髪男性だからこその意見に過ぎないと。私は単純に「強い」口調に感じたし、その後の「見守る側の反応」の際、メンター青木の発言は一つもなかったです。おそらく、メンター青木は、はるたむと同じような感覚の人間なんだろうと感じます。


で彼の強い反応も、その後のはるたむに多少なりとも影響を与えたことでしょう。「やっちゃった感」を喰らったってことです。メンター青木を批判する気は毛頭ないです。作った製品に対して、それは違うでしょと言いたくなるのは普通の感覚です。ヒカルや朝倉未来が変なだけですw

ちなみに言うと私も、ぬりぼう発言に対して一切、何も思わなかったです。金銭的に自由に使えない自身の状況も口にしているし、「金額」の部分でしか口にしてないんだから別にええやろと思ってしまう。安くする努力が足りないだとか、デザインが微妙だとか、商品に大して更に踏み込んだ不満を口にしだしたら、ちょっとそれは...と思ったでしょうけど。

ぬりぼうの 怒られるのが嫌い発言と今後について

見ててここは重要に感じました。30歳過ぎてこのような性質を口に出すってことは、今後、よほどの出来事が起きなければ変わらないです。このような人間は、人の下についたり、少しでもストレスを抱える人間関係下で、耐えることなど絶対にできません。


耐えなければ寿命が減るだとか、耐えることで今の給料より20倍以上もらえるだとか、耐えるに足る要素があれば話は変わりますが、基本的に無理です。


それから「怒られるのが嫌い」発言は、ちょっとこいつ浅いなと感じてしまいました。根拠なく一方的に怒られるような出来事は、己にとってなんのプラスも産まないですけど、自分と異なる価値観を持つ人間からのお叱りは、自分を成長させる好機になることもあるからです。


私にとっては、ドライヤーが高い以上に、「怒られるのが嫌い」発言は、余計な一言でした。しょうもねえことをわざわざ口にすんな、だせぇなって感じでした。


次回予告で彼は泣いてましたね。おそらく辞めるんでしょう。そもそも周りの空気なんか読まずに、「自分の空気」にその場を変える力が彼の魅力なわけで、周りの空気を読みつつ、賢く立ち回れる、はるたむとの相性はよくないでしょう。どちらかが合わせない限り、一緒にやれる道理はない。


そもそもエンタメの世界で、己の影響力を更にでかくしたいだけなのに、起業に真剣な人間たちとどうやって一緒にやっていくのか。こう考えると人選時点でどうなんだ? て気がします。仮に番組を盛り上げるためだけ、視聴数を稼ぐためだけにやってるんだとしたら、真剣に参加してる者にとっては迷惑ですわな。番組を多く見られることが、その迷惑をして優先事項である的な発想なのかもしれませんけど。



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