2023年のWBCの準決勝のメキシコ戦で劇的なサヨナラタイムリーを打った村上宗隆さんは決勝戦でも同点となるホームランを打ち、侍ジャパンの優勝に貢献しました！
しかし、準決勝までの村上宗隆さんは、去年のセ・リーグホームラン王の称号があったためWBCでは4番を任されたのにも関わらず、活躍出来ない日々が続いてしまっていました。
プレッシャーもあったのでしょう。世間の声も「下位打線に置いた方がいいなど」との意見も飛び交っていました。
この記事では、村上宗隆さんの不振のきっかけとなった？とも言われてる大谷翔平さんとの関係性についてや、WBCの成績と2023年の成績、村上宗隆さんはどんな人かについて紹介しています。ぜひ、最後までお読みください！
大谷翔平は村上宗隆にショックを与えた？
村上宗隆さんは大谷翔平さんの凄さに圧倒されてショック（衝撃）を与えられたと言われています。そのため、WBC後の2023年シーズンは2022年シーズンに比べて成績が落ちてしまっています。（2023年の成績は以下の項目でも紹介しています）
大谷翔平さんはケタ違いのスイングをWBCでも魅せていて、村上宗隆さんもスイングに自信があったのにも関わらず、大谷翔平さんのスイングの強さを見たことで自分のスイングに迷いを持ってしまったのでしょう。WBC中も村上宗隆さんはいつものようなバッティングができず終わってしまいました。
村上宗隆さんはまだ23歳ということで、メンタル面もそこまで強くなかったのでしょう。準々決勝前のチーム練習のフリー打撃での村上宗隆さんの表情は沈んでいました。圧倒されすぎてしまったのでしょう。さらに4番というプレッシャーもあります。23歳の史上最年少三冠王には重すぎる荷だったのかもしれません。プライドもズタズタになってしまったでしょう。
WBCが終わり結果としては侍ジャパンは優勝でしたし、準決勝では値千金のサヨナラタイムリーを村上宗隆さんは放ちました。決勝戦ではホームランも打ちました。しかし、大谷翔平さんの存在は凄すぎて村上宗隆さんにショックを与えてしまいました。
たしかに大谷翔平さんの膝をつきながら片手で打つホームランや打球の強さなど、生で見たらとんでもない衝撃を受けてしまいますよね。
村上宗隆のWBCの成績
村上宗隆さんのWBCでの通算成績を紹介します。
| 打率 | .231 |
| ホームラン数 | 1 |
| 打点 | 6 |
4番バッターとして試合に出続けていたものの、成績はかなり不調でした。2022年のホームラン王だったのに関わらず、ホームランも準決勝まで生まれませんでした。
この成績を見るだけで、WBCの間、村上宗隆さんがどれだけ苦しんだのかが伝わってきます。しかし、準決勝、決勝でここぞという時に決めてくれたこともあり、世間からも「村神様が戻ってきた」との声も挙がりました。
通算成績は芳しくないものの、このWBCで村上宗隆さんは得るものが多かったでしょう。同じ左バッターの大谷翔平さんのバッティングを吸収し、今後に活かしてもらえたら嬉しいですね！
村上宗隆の2023年の成績と2022年の成績の比較
村上宗隆さんの2023年の成績を紹介します。（9月29日現在）
| 打率 | .260 |
| 安打数 | 126 |
| ホームラン数 | 31 |
| 三振 | 162 |
| 長打率 | .510 |
| 出塁率 | .381 |
そしてこちらが2022年の成績です。
| 打率 | .318 |
| 安打数 | 155 |
| ホームラン数 | 56 |
| 三振 | 128 |
| 長打率 | .710 |
| 出塁率 | .458 |
2年を比較すると成績が下がってしまっていることが分かりますよね。
ホームラン数が激減してしまい、打率も下がっています。さらに衝撃的なのは三振の数がかなり増えてしまっています。これは村上宗隆さんが自分のスイングをいかにできていないかが分かります。
開幕から調子を落としてしまっていた村上宗隆さん。4月はホームランは1本しか打てておらず、打率も.152でした。しかし、5月からは少しずつ復調の兆しも見え、現在の成績に至ります。
大谷翔平さんの凄さにショックもあったとも言えますが、WBCが終わったことで張り詰めていた糸が切れてしまい、燃え尽き症候群のような症状になってしまったとも指摘されていました。それほどWBCはプレッシャーのかかる大会なのです。
村上宗隆はどんな人？
村上宗隆さんは、2018年にドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団しました。高校時代は熊本の九州学院高校で通算52本のホームランの成績を残していました。
2019年にはセ・リーグの新人王に輝いています。さらには2021年の東京オリンピックの代表メンバーにも選ばれ金メダルを獲得。2022年シーズンには、5打席連続のホームランを打ち、さらには日本人選手年間最多のホームラン数56本を放ち、史上最年少（22歳）で三冠王を達成しました。
村上宗隆さんの活躍は神がかりだったため、ファンからは「村神様」など呼ばれています。村神様という言葉は、世間を賑わせ、2022年の新語・流行語対象で年間大賞に選ばれました。
上記でも紹介したようにスイングスピードの速さが特徴です。大谷翔平さんには圧倒されてしまったものの、23歳とは思えないようなバッティングを魅せてくれます。飛距離も桁外れなので、2022年には年間で56本のホームランを打っていました。
村上宗隆さんは2023年の開幕ダッシュに乗り遅れてしまい、結果的には2022年シーズンよりも低迷した成績を残すこととなってしまいました。しかし、2024年シーズンは今よりも高みを目指して、レベルアップした姿を見たいですね！