大谷翔平さんの通訳は、水原一平さんという方です。WBCでも通訳として侍ジャパンのチーム内にもいて、見たことある人もいるのではないでしょうか？
実は水原一平さんはもともと日本ハムファイターズの通訳をしていました。そこからなぜ大谷翔平さんだけの専属の通訳となったのでしょうか？
大谷翔平さんと水原一平さんは仲良しとも言われています！
この記事では、大谷翔平さんと水原一平さんの出会いについてや仲良しエピソード、さらには水原一平さんの人物像について紹介しています！ぜひ最後までお読みください。
大谷翔平と水原一平の出会いは？
大谷翔平さんと水原一平さんの出会いは、北海道日本ハムファイターズ時代まで遡ることができます。
大谷翔平さんは2012年に日本ハムファイターズに入団しました。そして、水原一平さんは大谷翔平さんと同じ2012年に助っ人外国人選手の通訳として入団していたのです。要するに二人は同期ということになります。
水原一平さんは通訳の仕事だけでなく、生活面のサポートも行なっていました。外国人選手は慣れない日本での生活を続けていくのは大変ですよね！生活をサポートすることで、外国人選手のメンタル面もサポートできていたということで、水原一平さんは周りからの信頼を獲得していきました。
大谷翔平さんがメジャーリーグに挑戦する際には、水原一平さんは専属の通訳として一緒にアメリカに行きました。
メジャーリーグに挑戦するということは、英語を話せないとコミュニケーションを取るのも大変ですし、監督などからの指示もちゃんと把握することができません。日本にくる助っ人外国人選手も同様ですが、日本人がメジャーに挑戦する時も言葉の壁で孤立しがちとなってしまうのです。
水原一平さんは大谷翔平さんが言葉の壁などで孤立してしまわないように、チームに馴染めるように、野球に集中してほしいとの思いで、一緒にアメリカに行ったのです。
大谷翔平さんも水原一平さんが一緒にアメリカに行ってくれるということに対して、「信頼している人に通訳やってもらえるのは心強い」と話していました。
大谷翔平さんと水原一平さんは同期でもあり、心強いパートナーとして今も一緒にいます。大谷翔平さんが二刀流で成功とも言えるような成績を修められているのも、水原一平さんの尽くす力があったからだとも言えますね！
大谷翔平と水原一平の仲良しエピソード
大谷翔平さんと水原一平さんには仲良しエピソードがいくつかあります。
大谷翔平さんの趣味でもあるゲームを一緒にやったり、食事など一緒にしたりしています。行動を常にともにしているため、本音で話せる仲にもなっています。野球の時間（仕事の時間）だけでなく、プライベートでの時間も大谷翔平さんと水原一平さんは一緒に過ごしてるのですね！
大谷翔平さんと水原一平さんは年齢差もあるため、兄弟みたいな関係性です。大谷翔平さんは家族の中でも末っ子なので、甘えるのが上手なのでしょう！
また、水原一平さんは家庭を持っています。メジャーリーグの遠征は日本よりももっと距離が遠い場所に行くこともあり、しばらく家族に会えない日も出てきてしまいます。
そんな水原一平さんのことを気遣って大谷翔平さんは「遠征が多くて家に居られないことが多いので、なるべく家族といっしょに過ごしてくださいね」などと声掛けしたこともありました。
大谷翔平さんの気遣いのできる誠実さが見えてきますよね！お互い信頼しあって一緒にいることがわかります。
仲良しエピソード、他には、水原一平さんが大谷翔平さんの顔がプリントされたTシャツを着ていました。また、エンゼルスのチームメイトも水原一平さんの写真がプリントされたTシャツを着用して練習に臨んでいました。
水原一平さんが色んな人から愛されていることが分かりますね！
水原一平はどんな人？
水原一平さんは1984年12月31日生まれの現在38歳です。出身地は北海道苫小牧市です。実は身長が186cmもあります！大谷翔平さんと並んでも極端に小さく見えないのは、水原一平さんの身長が高いからです。
水原一平さんの父は和食料理人で、水原一平さんが小学生の頃に父がロサンゼルスで板前を始めたことでアメリカへ移住しています。出身大学はカリフォルニア大学リバーサイド校です。
野茂英雄さんの活躍を見てメジャーリーグに興味を持った水原一平さんは、2012年2月に岡島秀樹さんの専属通訳としてヤンキースに採用されました。しかし、岡島秀樹さんのフィジカルチェックに問題があり、水原一平さんの契約も解除となってしまいました。
そこから日本に帰国して、地元でもある北海道日本ハムファイターズの通訳として働き始めます。上記でも紹介した通り、通訳だけでなく、外国人選手の生活のサポートまで行なっていました。
外国人選手だけでなく、日本人選手からも水原一平さんは好かれており、「一平ちゃん」と呼ばれていました。水原一平さんの親しみやすさが伝わってきます。
大谷翔平さんがエンゼルスに移籍する際には、水原一平さんも同行し、大谷翔平さんの専属通訳としてエンゼルスに所属しました。
さらには、2023年のWBC大会では日本代表のチームの通訳としても仕事をしていました。この大会では、初めて日系人代表としてラーズ・ヌートバーさんが選ばれました。招聘する際には、侍ジャパンの監督の栗山英樹さんからの連絡役や通訳もしていました。
WBCでも献身的に通訳の仕事などをしていたため、ヌートバーさんはWBCの優勝会見の時には「イッペイにも感謝しています」と話していました。
選手が1番に野球のことを考え、献身的に仕事をしている水原一平さん。こんなにも通訳が知れ渡ったことはあまりないでしょう。人の良さが伝わってきますね！
水原一平はどんな仕事をしている？
水原一平さんの基本的な仕事は、通訳です。監督などの指示を滞りなく伝えることや、チームメイトとのコミュニケーションを図るときに活躍します。他にはマスコミなどのメディアのインタビューを受ける際にも通訳として仕事をしています。
基本的な仕事に加えて、大谷翔平さんのキャッチボールの相手や投球フォームの動画撮影など、練習のサポート役としても活躍しています。
さらには、大谷翔平さんが車の運転免許を持っていなかった時には、運転手としても行動を共にしていました。