大谷翔平さんといえば速球派のピッチャーというイメージの人も多いでしょう。
大谷翔平さんのMAXの球速は、北海道日本ハムファイターズ時代に記録した165km/hです。では、そんな速球を投げることのできる大谷翔平さんの平均球速はどのくらいなのでしょうか?
この記事では、大谷翔平さんの平均球速、MAXの球速を出した時のエピソード、球速ランキングについて紹介しています。
大谷翔平の平均球速は?
【速報】#ムーア 1回無失点
— 大谷翔平 速報⚾️ShoTime News (@ShoTime_News) August 10, 2023
8回 四球を与えるも無失点に抑える👏
🚨エンゼルス4-1ジャイアンツ(8回表)pic.twitter.com/S4Q67bSZAI
2023年8月1日時点での大谷翔平さんの2023年のストレートの平均球速は155.9km/hです。また、最速は163km/hとなっています。ストレートの割合は32.4パーセントです。
大谷翔平さんは得点圏にランナーがいると球速が上がっています。2022年でいうと、ランナー無しの場合は156.0km/hの平均球速ですが、得点圏にランナーがいる場合は158.2km/hとなり、ギアアップをしていることが分かります。
球速が上がることによって、被打率も下がっています。ランナー無しの場合は、.207ある被打率ですが、得点圏にランナーを抱えると.164まで下がります。よって大谷翔平さんはピンチに強いということが分かります。
大谷翔平さんはピンチになるとさらに気合が入り、なんとしても抑えようという気持ちになるのでしょうか。球速も上がり、しっかりと被打率も下げています。大谷翔平さんが投げていたらピンチになっても逆に安心して試合を見ることができそうですよね。
大谷翔平のMAXの球速は?
大谷翔平さんは最高で165km/hの球速を投げました。これは上記でも紹介している通り、北海道日本ハムファイターズに在籍していた2016年(プロ4年目)10月16日に達成しています。
165km/hという最速の球を投げた試合は、あと1勝することでクライマックスシリーズを勝ち抜くことができるという状況で、大谷翔平さんはDHとして出場していました。
9回にDHを解除し、マウンドに上がると全力投球を見せてくれました。すると最速の165km/hを達成したのです。
これにより北海道日本ハムファイターズは試合に勝利し、クライマックスシリーズを勝ち抜き、最終的には日本シリーズで優勝することができました。
101.4 mph from Ohtani 🔥
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) September 11, 2022
That's the fastest pitch of his career! pic.twitter.com/lNKWK7fAwa
メジャーに移籍してからは最速の球は163.2km/hでした。163.2km/hの球を投げたときは三振でアウトをとっていて、三振をとる球のスピードはエンゼルス史上最速の数字でした。
状況としては、2アウト2、3塁でピンチの場面でした。2球投げてストライクを取り、3球目に渾身のストレートを投げました。するとその球は163.2km/hを記録し、見事空振り三振を取り、ピンチを抜け出しました。
日本時代の最速も、メジャーに行ってからの最速もどちらも燃えるようなシチュエーションで投げた球が最速の記録を出していました。大谷翔平さんの精神力の高さが伝わってきます。
球速ランキング
【凄い】巨人・ビエイラが日本最速166キロ「最高にうれしい」https://t.co/cORT7S6axw
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 13, 2021
ビエイラが日本球界最速の166キロをテレビ画面と球場スコアボード表示でマーク。これまでは2016年の大谷、今年6月の広島・コルニエルの165キロが最速だった。 pic.twitter.com/2PqgiLLZmH
球速ランキング1位は読売ジャイアンツに所属していた、チアゴ・ビエイラさんが記録した166km/hです。この記録は2021年8月13日に達成しています。
球速ランキング2位は上記でも紹介している大谷翔平さんの165km/hです。
球速165km/h出して球速ランキング2位の選手は他にも2人います。
1人目は広島東洋カープに所属していた、ロベルト・コルニエルさんです。この記録は2021年6月20日に達成しています。
2人目は千葉ロッテマリーンズに所属している、佐々木朗希さんです。この記録は2023年4月28日に達成しています。佐々木朗希さんの記録は21歳の時に達成していて、史上最速での165km/hを投げる選手となりました。
ついに日本人最速タイに並んだ歴史的瞬間‼⚾ 😲
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) April 28, 2023
千葉ロッテ #佐々木朗希 投手が 165km/hをマーク‼👀 #RokiSasaki #chibalotte @chibalotte
👇ライブ配信はこちらhttps://t.co/so4PaG4Pbh pic.twitter.com/WKLn3ZiD9B
佐々木朗希さんは、平均球速も速いということもあって、球速ランキングにはたくさん名前を連ねています。165km/hは2023年の間に3回も達成しています。164km/hとなると9回も達成しています。
現在は日本人での日本プロ野球最速は大谷翔平さんのもつ165km/hという記録ですが、もしかしたら佐々木朗希さんが記録を抜くかもしれません。まだまだ佐々木朗希さんは進化の途中とも言えるため、どんな記録を生み出すのか今から楽しみですね!
ちなみに、最近ではメジャーリーグにはなってしまいますが、元阪神タイガースに所属し、現在はボルチモア・オリオールズに所属していて、大谷翔平さんとも同年代の藤浪晋太郎さんが165.1km/hを記録しました。
Shintaro Fujinami, 103mph ⛽️ pic.twitter.com/RlmZGAe6Sf
— Rob Friedman (@PitchingNinja) August 6, 2023
メジャーリーグでプレーをしている時に達成したため、今回の球速ランキングには名前を載せていませんが、日本人で最速の記録を残しています。
大谷翔平さんと藤浪晋太郎さん、もともとは高校時代から有名だった二人が今もなおメジャーで共に名前を轟かせているのは凄いことですよね。