Shohei Ohtani 大谷翔平 & Ichiro イチロー
① pic.twitter.com/yD72vjyXor— 大谷翔平 ¹⁷ ⚾️Ohtani Shohei ¹⁷ (@shoheisaveus) April 4, 2023
連日、投打の活躍が報じられる大谷翔平さん。
特にバッティングではイチローさんや松井秀喜さんでさえ、手が届かなかった日本人初のホームラン王獲得への期待が高まっています。
今回は大谷翔平さんの最新のホームランランキング、年間ペース、さらにはライバル選手などを紹介し、メジャーリーグがよりおもしろくなるよう解説したいと思います!
Contents
大谷翔平さんの最新のホームラン数は?
8月3日現在、大谷翔平さんのホームラン数は39本で、メジャーリーグ全体でトップの数字です。
ア・リーグで見てみると、2番目に打っている選手が29本なので、2位に10本差をつけてホームラン王争いを独走している状態です。
昨シーズンのホームラン数が34本だったことを思い出すと、今シーズンの大谷翔平さんがいかにホームランを量産しているかがわかります。
しかも、彼の場合は片手間でピッチャーをこなしながら、ホームラン王争いを独走しているので余計にそのスゴさが際立っていますよね!
今シーズンの大谷翔平さんはホームラン何本ペース?
大谷翔平 39号ホームラン!🔥
昨日から3打席連続ホームラン!
第1打席でいきなり本塁打シーズン60本ペース👀
『大谷の勢いが止まらない』#大谷翔平 #エンゼルス
🎥@MLB— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) July 28, 2023
ここまでハイペースにホームランを量産する大谷翔平さん。
順調にペースを積み重ねていけば、シーズン終了時には60本ものホームランを打っている計算になります。
この60本という数字は、昨シーズン大谷翔平さんとのMVP争いを制したアーロン・ジャッジ選手が打ち立てたア・リーグ記録の62本に迫るホームラン数なんです!
また、60本以上のホームランを放った選手はメジャーリーグの歴史で中でもたった6人しかおらず、その中には「野球の神様」ことベーブ・ルースさんやバリー・ボンズさんなど、往年のレジェンドたちが名前を連ねます。
大谷翔平さんが60本のホームランを放ち、往年のレジェンドたちと肩を並べる存在になると考えると、同じ日本人としてとてもワクワクしますね!
ホームラン王争いのライバルはどんな選手がいる?
ここでは、大谷翔平さんがホームラン王のタイトルを獲得するにあたり、ライバルになりうる選手を3人ご紹介したいと思います。
最後の1人はナ・リーグの選手ですが、メジャーリーグ全体のホームラン王争いとなった際に必ず名前が出てくる強力なライバルなのでご紹介させていただきます。
ぜひ、これを機に顔と名前を覚えて彼らの活躍にも注目してみてください!
アーロン・ジャッジ
【 #ヤンキース 】61年誰にも超えられなかった壁をアーロン・ジャッジが打ち砕いた!
今季第62号ホームランおめでとうございます!
ア・リーグ新記録、シーズン62本目のホームランをご覧あれ! pic.twitter.com/u6r6mHHuF5— MLB Japan (@MLBJapan) October 5, 2022
1人目はなんといっても昨シーズン62本のホームランを放ち、MVPを獲得したアーロン・ジャッジ選手。
今シーズンは、6月3日のドジャース戦でケガをし、7月26日まで欠場が続いていましたが、それまでは19本のホームランを放ち、ア・リーグのホームラン王争いを独走するなど、昨年の勢いそのままの調子を維持していました。
7月28日の試合で復帰し、翌日には早速ホームランを放っており、ケガ明けでも昨シーズンの勢いが健在であることを証明しています。
現在、大谷翔平さんとは19本の差がありますが、62本のホームランを打った実力者であると同時に、昨シーズンは夏の時期に24本のホームランを打っているため、ここから怒涛の勢いで追従してくることでしょう。
昨シーズン大谷翔平さんとMVP争いを繰り広げたアーロン・ジャッジ選手が、どれだけ追い上げを見せるか要注目です!
ルイス・ロバート・ジュニア
Luis Robert Jr. ties the game with his 26th home run of the season! 💥
(via @whitesox)pic.twitter.com/gsd0HrnpNd
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) July 8, 2023
2人目は、大谷翔平さんに次いでア・リーグのホームラン王争いで2位にランクインするルイス・ロバート・ジュニア選手。
新進気鋭な若手選手ですが、ルイス・ロバート・ジュニア選手をライバル候補に挙げる最大の理由が彼の「出身」にあります。
ルイス・ロバート・ジュニア選手は中南米に位置するキューバの出身。
中南米出身の選手は、打ちだしたら止まらない「爆発力」を持っています。
例えば、2021年シーズン大谷翔平さんとMVP争いを繰り広げたドミニカ共和国出身のヴラディーミル・ゲレーロ・ジュニア選手が最たる例です。
2021年シーズンの大谷翔平さんはシーズン途中までホームラン王争いを独走していましたが、ヴラディーミル・ゲレーロ・ジュニア選手が持ち前の爆発力を発揮し、シーズン終盤に猛烈な追い上げを見せました。
結果的に、大谷翔平さんはMVPを獲得できたものの、ホームラン王のタイトルはヴラディーミル・ゲレーロ・ジュニア選手に譲ることになりました。
このように、中南米出身のホームランバッターは圧倒的な爆発力を持っており、大谷翔平さんの今後のコンディション次第で猛追してくる可能性が高いため、現在2位につけるルイス・ロバート・ジュニア選手も要注目なライバルです!
マット・オルソン
Matt Olson - Atlanta Braves (36)
pic.twitter.com/YyqfA4zyO0— MLB HR Videos (@MLBHRVideos) August 1, 2023
3人目はアトランタ・ブレーブスに所属するマット・オルソン選手。
現在ナ・リーグトップの37本のホームランを放ち、メジャーリーグ全体では大谷翔平さんに次いでホームランを打っている選手です。
8月1日 ~ 8月3日に行われたエンゼルス戦では、大谷翔平さんの目の前で2本のホームランを放ち、メジャーリーグ全体でホームラン王のタイトルを獲得する場合、彼が最大のライバルになることを予感させられるパフォーマンスでした。
また、ナ・リーグのホームラン王であること以外に、マット・オルソン選手を挙げる理由がもう1つあります。
それが「チーム事情」です。
マット・オルソン選手が所属するアトランタ・ブレーブスは、現在メジャーリーグ最強チームと言われており、ナ・リーグMVP候補筆頭のロナルド・アクーニャ・ジュニア選手らを擁し、破壊力抜群の打線を誇るチームです。
大谷翔平さんにマンマークが集中しているエンゼルスとは異なり、ブレーブスではマークが分散されて勝負してもらいやすくなります。
その結果、ホームランを量産しやすくなり実力面でもチーム事情的にもマット・オルソン選手は最大のライバルになるでしょう。
三冠王の可能性もある!?他の打撃成績は?
大谷翔平「三冠王」も視野に~進化止まらぬシーズン前半戦~ #nhk_news https://t.co/9UQjXlJEqF
— NHKニュース (@nhk_news) July 9, 2023
連日の活躍で、ホームラン王の可能性がピックアップされる大谷翔平さんですが、実はア・リーグ三冠王の可能性も大いにあるんです!
三冠王とは、「ホームラン数」、「打率」、「打点」、の3つの部門全てでトップの成績を残した選手に贈られる称号。
日本では落合博満さん、松中信彦さん、メジャーリーグではデトロイト・タイガースに所属するミゲル・カブレラ選手が2012年シーズンに三冠王の称号を手にしています。
8月3日現在、大谷翔平さんの成績を見てみると「ホームラン数」は1位、「打率」は3位、「打点」が2位となっており、三冠王が射程圏内であることがわかります。
ホームランの数を追いかけるのも楽しいですが、打率や打点など他の成績にも着目し、「三冠王」を獲得することにも注目していきましょう!