メジャーリーグで毎日活躍している大谷翔平さんですが、父親も実は元アスリートです。
The @MLB home run leader in action 🎥#GoHalos pic.twitter.com/9DanSEUQs0
— Los Angeles Angels (@Angels) June 18, 2023
この記事では、大谷翔平さんの両親のプロフィールや兄弟など、家庭環境についても紹介しています。
大谷翔平さんは両親のどんな信念のもとに育てられたのか、7つのポイントも出てきます。
一流アスリートを育てる秘訣とも言えるので必見です。
Contents
大谷翔平の両親のプロフィールと職業
大谷翔平さんの父の名前は、「大谷徹(とおる)」さんです。
大谷徹さんは、高校野球、社会人野球を経験してきた元アスリートです。
過去には大谷翔平さんが小学2年生の時に所属した「水沢リトル」にて、コーチを務め、最終的には監督もしていました。
さらに、大谷翔平さんが中学生になると「一関リトルシニア」に移った時にも、コーチを務めていました。
現在は、2014年に大谷徹さん自ら立ち上げた「金ケ崎リトルシニア」で監督をしています。
大谷徹さんの身長は182cmでスポーツ選手並みに高いです。
大谷翔平さんの母の名前は、「大谷加代子(かよこ)」さんです。
大谷加代子さんは、小学5年生から社会人までバドミントンをしていた元アスリートです。
高校総体や国体などの全国大会にも出場したこともあります。
大谷加代子さんの身長は170cmあり、女性としては身長が高いです。
スポーツをしていたといわれると納得の数字ですよね。
2018年までは焼肉店で働いていたとのことですが、現在の職業は不明です。
大谷翔平さんの両親はどちらも身長が高く、スポーツをしていました。
両親の基本情報から考察すると、大谷翔平さんの身長が高く、スポーツ能力に長けているのは、両親からの遺伝とも言えますね。
父・大谷徹のアスリート時代
昨日は父の日でしたが…
— MLB Japan (@MLBJapan) June 19, 2023
この親子ショットは誰のものでしょうか??😆#日本人選手情報 pic.twitter.com/hW1LOwUTEq
大谷翔平さんの父である大谷徹さんは、上記で紹介した通り、野球をしていた元アスリートです。
大谷徹さんは、父親の勧めもあり、小さい頃から野球が好きでした。
しかし、中学時代は野球部に入部すると坊主にしなくてはいけないということもあり、最初は陸上部に入部しました。
陸上部では、中学2年生の時に、三種競技A(100m走、砲丸投げ、走り高跳び)で県大会に入賞するという成績を残しています。
陸上競技は個人の勝ち負けがはっきりと結果に現れてしまう部分が大谷徹さんにとって合わず、中学2年生の途中で野球部に転部します。
野球部に入部すると、エースで4番をつとめ、岩手県内でも注目の選手でした。
途中で入部してエースになり、打順4番を打つことは、普通の選手では難しいです。
大谷徹さんは相当な野球の能力、センスがあったと言えますね。
中学卒業後は、岩手県立黒沢尻工業高校の野球部監督からのスカウトがあり、進学します。
黒沢尻工業高校は野球の強豪校でした。過去には甲子園にも春夏通じて4回出場したこともあり、現在は古豪の学校として知られています。
中学ではエースだったものの、高校1年の時点で投手から外野手に転向しています。
黒沢尻工業高校は強豪校ということもあり、エースで4番レベルの選手がたくさん集まっていたため、大谷徹さんは監督からも投手失格と言われてしまい外野手に転向しました。
試合への出場機会を得るためにも必要な選択だったともいえます。
また、俊足の足を生かすため、左打ちに転向しました。
左打ちは、右打ちよりも一塁ベースに近くなり、打球がヒットになりやすくなります。
大谷徹さんは中学時代に陸上部で県大会で成績を残すくらいの足の速さがあったため、足を生かすための転向でした。
しかし、大谷徹さんの高校時代の3年間、1度も甲子園に出場する夢は叶いませんでした。
高校卒業後は、三菱重工横浜の野球部に所属していました。
1年目で肩を壊してしまったものの、1、2番を打つ俊足の外野手として試合に主力として出場していました。
しかし、入団して6年目を迎えた時に監督から戦力外通告を受けてしまいます。
戦力外通告を受けたことによって、大谷徹さんは現役を引退することを決めました。
大谷家の家庭環境と育児哲学
大谷翔平さんの両親は、子供の育て方について7つのポイントを挙げています。
スパルタとは正反対の育児なので注目です。
①叱らない育児をしていた
子育てをしていると叱らない育児というのは難しいです。
大谷翔平さんの父は、野球をしている時にグラウンドでは叱ることがありましたが、家に帰ってからはほとんどありませんでした。
大谷翔平さんはのびのびと育ったからこそ、今の優しい人柄ができているのですね。
②子供を一人の人間として認める
「なぜできないのか」などの発言をすることで、子供の考えることを否定してしまうと大谷翔平さんの両親は考えていました。
強烈なコンプレックスを与えないためにも、子供のことを否定せずに一人の人間として認めるようにしていました。
③夫婦喧嘩は子供の前でしない
雰囲気がいい家庭を作るためにも、大谷翔平さんの両親は子供の前で夫婦喧嘩をしないと決めていました。
両親が怒っていると子供は顔色を窺うようになってしまうので、そのようなことがないように家族の雰囲気を大事にしていました。
言いたいことを言える環境は子供にとって大事なことです。子供がのびのび育つためにも、いい環境づくりができているといえます。
④家族は同じ場所で過ごすようにする
テレビ台が1台しかなかったということもあり、家では同じ場所に集まってテレビを見ていました。
同じ場所にいることでコミュニケーションも取りやすい環境になっていました。
⑤やりたいことをさせる
「練習をしろ」と強いるのではなく、自由に野球の練習をさせていました。
楽しくやることで継続してできるので、1つのことを続けていくには大事なことです。
大谷翔平さんは「野球を一度も嫌いになったことがない」と話しています。
両親のやりたいことを尊重させる育て方が、大谷翔平さんの自信などに繋がっているのでしょう。
⑥冷静な意見を与える
感情的に伝えるのではなく、悩みに対して冷静にアドバイスしていました。
感情的になると見えないところもあるため、冷静なアドバイスは役に立つでしょう。
今の大谷翔平さんの選手生活にも、過去の冷静なアドバイスが役に立っているかもしれませんね。
⑦礼儀は親の背中を見せていた
礼儀を一から十まで詳しく教えるのではなく、親がしている様子を見せて礼儀を学ばせていました。
全て教えるのではなく、自分で考えて行動するのも大切ですよね。
大谷翔平さんの両親は、干渉しすぎることなく子供たちに接してきたことがわかります。
ある程度自分で考えさせて行動させることが、一流アスリートを育てるための秘訣とも言えるかもしれません。
両親の離婚説は本当?
大谷翔平さんの両親が離婚してるとの噂がありますが、事実ではありません。
離婚の噂が流れた理由として考えられているのが、大谷翔平さんの両親のメディアに出る機会が少ないからです。
メディアの露出は、大谷翔平さんの両親が決めたルールがきっかけで減りました。
大谷翔平さんの両親は、「自分たちは裏方に徹する」という考えのもと、WBCでの取材をNGにしていました。
WBCで大谷翔平さんが活躍しても、両親がメディアに出ることがなかったため、離婚説が噂されていました。
普通なら息子が活躍していたらついメデイアで取材を受けて、息子の素晴らしさを語ってしまいそうになりますが、大谷翔平さんの両親は「あくまでも主役は息子」という信念を貫いていて、しっかり筋の通った両親だといえますね。
大谷家の身長事情とスポーツ適性
大谷翔平さんはもちろん、大谷家はみんな高身長です。
大谷翔平さんの身長は193cmです。
大谷翔平さんの両親の身長は上記で紹介しましたが、父、母ともに身長が高いです。
大谷翔平さんには兄と姉がいます。
兄の身長が187cm、姉の身長が168cmです。数字を見てわかる通り、兄弟どちらも高身長です。
兄弟も身長が高いということで、遺伝で身長が高くなったと考えられます。
下記でも紹介していますが、兄弟はどちらもスポーツをしていました。
身長が高いのはスポーツでも有利なため、スポーツをするには恵まれた体格です。
これだけ身長が高ければ、どんなスポーツをやっても必ず活躍できるでしょう。
大谷翔平の兄弟について
大谷翔平さんは3兄弟の末っ子として育ちました。
兄は7歳年上、姉は2歳年上です。
大谷翔平さんの兄の名前は、「大谷龍太(りゅうた)」さんです。
大谷くんのお兄さんである大谷龍太さん(トヨタ東日本) pic.twitter.com/gmTtWDwFqb
— Savx (@tribe_sae) June 14, 2016
大谷龍太さんも野球をしていて、2010年にプロ野球独立リーグの高知ファイティングドッグスに所属していました。
2011年に高知ファイティングドッグスを退団します。
退団の理由は、父の大谷徹さんが岩手にトヨタ自動車東日本硬式野球部を発足し、勧誘を受けたからです。
大谷龍太さんは勧誘を受け、社会人野球チームのトヨタ自動車東日本硬式野球部に入部します。
コーチ兼選手として入部し、2018年には都市対抗野球大会にも出場した経験もあります。
現在は現役を引退して、コーチ専任となっています。
大谷翔平さんの姉の名前は、「大谷結香(ゆうか)」さんです。
大谷結香さんは学生時代にバレーボールをしていました。
現在は看護師をしています。
2020年1月には、大谷翔平さんの母校の花巻東高校の部長である流石裕之さんと結婚しています。
2022年には大谷結香さんと流石祐之さんの間には女の子が産まれているので、大谷翔平さんには姪っ子がいることになります。
大谷翔平さんの兄弟もスポーツをしていたため、大谷一家はスポーツ一家といえます。
家族揃って身長が高く、スポーツも優秀であるのは本当に素晴らしいことだと思います。
元々の素質もあるとは思いますが、その上で努力を重ねて、今のスーパースターの姿を見せている大谷翔平さんは本当にすごい人だといえますね。