日本のエースピッチャーといえば、大谷翔平さんや山本由伸さんの名前が挙がると思います。大谷翔平さんと山本由伸さん、二人の関係性がどんなものだかご存知でしょうか?
二人の日本での経歴はほとんど重なっていません。
この記事では、大谷翔平さんと山本由伸さんの関係性について、山本由伸さんから見た大谷翔平さんの評価、山本由伸さんのプロフィールなどについて紹介しています!
ぜひ最後までお読み下さい。
大谷翔平と山本由伸の関係性は?
大谷翔平さんと山本由伸さんは、日本球界の在籍は1年しか重なっていません。
しかし、2023年のWBCの侍ジャパンのメンバーに二人とも選ばれ、食事会なども通して関係性が深まりました。山本由伸さんのインスタグラムには、決起集会時の山本由伸さん、大谷翔平さん、ダルビッシュ有さんの日本のエースピッチャーのスリーショットも挙げられていました。
さらには、少人数でも食事に行っていたとのことで、山本由伸さん、大谷翔平さん、宮城大弥さん、村上宗隆さん、ラーズ・ヌートバーさん、通訳の水原一平さんとの写真も挙げていました。この食事会は、山本由伸さんが大谷翔平さんのことを誘ったということで、山本由伸さんは大谷翔平さんのことを慕っている存在と分かるようなエピソードもありました。
山本由伸からみた大谷翔平はどんな人?
山本由伸さんからみた大谷翔平さんは以下のように答えていました。
「日本の野球には日本の良さがある。その中で大谷さんがあれだけの活躍をしていると、僕もすごくうれしい気持ちになりますね。大谷さんがメジャーリーグで二刀流で成功というか、打撃も投手もどちらも凄い成績が残っているので、そういう選手が出てくるとまた大きな夢を持てる小学生、中学生も増えてくる」
https://full-count.jp/2021/11/04/post1152880/
大谷翔平さんのことを尊敬していることが伝わってきます。山本由伸さんのピッチャーとしての活躍もきっと小学生や中学生に夢を持たせてくれるでしょう。甲子園に出ていなくても、ドラフト4位でプロ野球に入団してもここまで活躍できるんだぞ、という面を山本由伸さんはアピールできていると思います。
山本由伸ってどんな人?
山本由伸さんは2017年にドラフト4位でオリックスに入団しました。
地元は岡山県で、高校時代は宮崎県で過ごし、高校は都城高校に通っていました。センバツや夏の甲子園大会には出場することはなかったものの、当時から球速150km/hを超えるストレートを投げていたため、九州四天王の一人とも呼ばれていて注目の選手の一人でした。
山本由伸さんは専属の管理栄養士を雇って食事を管理しています。体が冷えてしまうため、お店で出てくる氷入りの水は飲まないようにしています。焼肉は大好きであるものの、管理栄養士の指導があることからも自重しているとのことです。
山本由伸さんは現在155キロ近くスピードの出る球威のあるストレートと、さまざまな球種も扱うため、今となっては日本の大エースとも呼ばれています。WBCでも侍ジャパンのエースとも言えるような存在で登板していました。(以下の項目で日本国内での成績をまとめています)
山本由伸のプロ成績
山本由伸さんは2023年9月9日のロッテ戦にて、ノーヒットノーランを達成しました。山本由伸さんのノーヒットノーランは2年連続2回目の記録となっていて、戦後では初めての快挙となりました。
今シーズンのオフにはポスティング移籍も有力視されているため、メジャーのスカウト関係者も見にくるほどのレベルです。
プロ1年目はファームで最初は試合に出ており、8月の半ばに初めて1軍登板をします。そこからは5試合に登板し、1勝1敗防御率5.32の成績でした。
プロ2年目では1軍での試合出場時は中継ぎとして試合に出ていました。54試合に登板し、リーグ2位の36ホールドを記録しています。
そして3年目に先発転向し、初完封勝利を挙げます。結果としては8勝6敗、防御率は1.95という成績を残し、この年の最優秀防御率投手賞を獲得しました。
4年目は18試合に登板し、8勝4敗、防御率2.20、149個の三振を奪い、最多三振奪取賞を獲得します。
5年目で初の開幕投手に選ばれ、チームも15連勝の記録も出しました。山本由伸さんもこの15連勝の記録には大きく貢献しています。26試合に登板し、18勝5敗、防御率1.39、206奪三振でさまざまな賞を獲得しました(以下で獲得した賞をまとめています)。
6年目も開幕投手に選ばれ、6月18日に1回目のノーヒットノーランを記録します。成績は26試合に登板し、15勝5敗、防御率1.68、205奪三振で5年目に獲得した賞と同様のものを再度獲得しています。
主な獲得タイトルは、最優秀防御率投手賞3回、勝率第一位投手賞2回、最多勝利投手賞2回、最多三振奪取投手賞3回です。また、主な表彰は、最優秀選手賞2回、ベストナイン賞2回、沢村栄治賞2回、三井ゴールデン・グラブ賞2回、大樹生命月間MVP賞7回です。